2014年12月24日

「それでも夜は明ける」(2014.3.7公開)

2014.12.24(水)

それでも夜は明ける」(2014.3.7公開)

第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。


スタッフ
監督スティーブ・マックイーン
製作ブラッド・ピットデデ・ガードナージェレミー・クライナービル・ポーラッド

キャスト
キウェテル・イジョフォーソロモン・ノーサップ
マイケル・ファスベンダーエドウィン・エップス
ベネディクト・カンバーバッチフォード
ポール・ダノジョン・ティビッツ
ギャレット・ディラハントアームズビー

それでも夜は明ける : 作品情報 - 映画.com

19世紀アメリカの物語だが、現代的かつグローバルな視野を持つ映画

主人公のソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、自由証明書を持つ自由黒人。生まれ育ったアメリカ東部では、白人同様の生活を営んでいる。しかし白人社会の一員ではない。さりとて黒人奴隷社会の一員でもない。そんなソロモンの宙ぶらりんの立ち位置を象徴的に表す名場面がある。奴隷として売られた最初の農園で、無能な大工の面子をつぶしたソロモンが縛り首のリンチにかけられる場面だ。

リンチを止めに入った監督官のおかげで、ソロモンは死を免れる。が、監督官が農園主を呼び戻すまでの間、首に縄をかけられたまま爪先立ちの姿勢で放置される。そんな彼の様子を、テラスの上から冷やかに見下ろす白人たち。一方ソロモンの背後に映し出される黒人奴隷たちは、触らぬ神に祟りなしとばかり、ソロモンから目線をそらして忙しく立ち働いている。白人からは見下され、黒人には無視される。そんな圧倒的アウェイの環境にいるソロモンの孤立感と、その中でサバイバルするために彼がどれほど知恵を絞り、どれほど壮絶な試練をくぐり抜けねばならないかを、スティーブ・マックィーン監督は、不気味なほどヒリヒリするこの場面を通じて饒舌に物語っている。

実際、自由黒人というアウトサイダーを主人公に奴隷制の暗黒面を見つめた点は、「アミスタッド」などの黒人奴隷を扱った過去作とは異なるこの映画の最大の個性だ。マックィーン監督は、白人でもなく奴隷でもないニュートラルな立場のソロモンを観客代表のように描き、人権を持たない奴隷の境遇に対するソロモンの驚きや屈辱感を我々に追体験させる。そして、サディスティックな農園主のごとき独裁者が支配する社会で、ソロモンと同じように自分の知性を隠し、ひたすら頭を低くして今日を生き抜こうとしている人々が、今もこの世界にいることを思い起こさせる。物語の舞台は19世紀アメリカだが、実は現代的かつグローバルな視野を持つ。そこにクレバーな魅力を感じさせる映画だ。

(矢崎由紀子)それでも夜は明ける : 映画評論・批評 - 映画.com


posted by シネマっ子 at 14:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2014年10月15日

草原の椅子(2013.2)

2014.10.14

草原の椅子

・どうやって生きればよかったのか・・

・どんなに理屈が通っていても人情のかけらもないものは正義やない・・

・みんな人生にそれぞれの椅子を持っている・・

・正しく人生を生きなさい・・

草原の椅子』(そうげんのいす)は宮本輝の新聞連載小説。1997年12月から1年間『毎日新聞』朝刊に連載され、1999年に毎日新聞社で上下2巻として書籍化された。2013年には成島出監督で映画化されている。

50代の男性が母親に虐待されて育った少年らとともにパキスタンのフンザを目指して旅する物語。宮本が阪神・淡路大震災で被災したことをきっかけに、シルクロード6700キロ、40日にわたる旅に出た体験をもとに、その後50歳のときに執筆された。

遠間憲太郎は50歳の会社員。阪神淡路大震災後、桃源郷ともよばれるフンザに旅してその地の老人から「あなたの瞳のなかには、三つの青い星がある。ひとつは潔癖であり、もうひとつは淫蕩であり、さらにもうひとつは使命である。」という不思議な言葉を告げられた経験を持つ[2]。現在は妻と離婚し、大学生の娘と阪神間の夙川で暮らしている。街は震災から復興したが、憲太郎の心の底にはまだ震災で受けた衝撃が残っていた。

ある日、憲太郎は幼時に実の母親から虐待を受けていた4歳の少年、圭輔に出会い、その世話を手伝うことになる。取引先の社長で同じ歳の富樫重蔵との仕事を越えた友情に助けられながら、憲太郎は圭輔へのいとおしさを深めていく。憲太郎はまた、趣味の店で出会った篠原貴志子に密かに惹かれる。

憲太郎は富樫とフンザに旅する計画を立て始めたが、衝動的に貴志子をフンザ行きに誘い、さらには圭輔を同行させざるを得ない状況になる。

草原の椅子 - Wikipedia


芥川賞作家の宮本輝が、阪神・淡路大震災で被災したことをきっかけに、シルクロード6700キロ、40日間に及ぶ旅を経て執筆した同名小説を映画化。「八日目の蝉」の成島出監督がメガホンをとり、舞台設定は東日本大震災後の東京へと変更。異国の地での旅を通して、傷ついた人々が再生していく姿を描く。バツイチで娘と2人暮らしのカメラメーカー営業局次長・遠間憲太郎は、取引先の社長・富樫重蔵といつしか親友のように付き合うようになる。一方で、娘を介して出会った、母親に虐待され心に傷を負った4歳の少年・圭輔の面倒を見ていた憲太郎は、ある写真をきっかけに、思いを寄せる骨董店オーナー・篠原貴志子と重蔵、圭輔の4人で、「最後の桃源郷」と呼ばれるパキスタンのフンザへ旅立つことになる。主演の佐藤浩市ほか、西村雅彦、吉瀬美智子らが出演。 草原の椅子 : 作品情報 - 映画.com

※小池栄子の迫力がよかったなあわーい(嬉しい顔)
タグ:草原の椅子
posted by シネマっ子 at 09:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2014年10月13日

オカンの嫁入り(2010.9.4)

2014.10.12(日)

「月子と陽子・・目くそ鼻くそやな・・」

オカンの嫁入り

2010年9月4日公開の、宮崎あおいと大竹しのぶの初共演となる家族をテーマにした母と娘のハートフルドラマ映画。家族の心理をリアルに描き絶賛されたデビュー作『酒井家のしあわせ』に続く呉美保の第2回長編映画監督作品。第15回釜山国際映画祭出品作品[1]。

主要キャストは主演の2人以外関西出身者であり、方言指導者を常に現場に置き関西弁の台詞を徹底的にチェックして撮影に臨んだ。撮影舞台となった日本家屋は太秦東映京都撮影所第2スタジオの『銭形平次』セットを利用して作られている。駅の撮影では人がいない駅(駅は小さいがラッシュ時間は人が多い)として京阪牧野駅でロケを行ったが、話を聞きつけて人が大勢集まってしまい、牧野駅入場券売り上げが過去最高で尚且つ駅の苦情件数も過去最高となってしまった。

キャッチコピーは「おかあさん 結婚することにしたから。」「ぶつかり合って、分かり合って、生きていく。母と娘は、どうしてこんなに素直になれないのだろう。」「一緒にいられたら、それでいい」。

全国89スクリーンという小規模公開ながら、2010年9月4,5日初日2日間で興収3,865万7,200円、動員は3万2,575人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第9位とベスト10入りを果たした[2]。また、ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第3位になるなど、大河ドラマ『篤姫』で宮崎あおいを知った年配層を中心に好評となった。

本編のDVDは2011年2月21日に発売された。

映画キャスト[編集]
森井月子 - 宮崎あおい陽子の娘。以前勤めていた会社の同僚にストーカー被害および暴行被害を受けたことから、1年前より外出恐怖症になっている。
森井陽子 - 大竹しのぶ月子の母、看護婦。夫の薫とは月子が生まれる前に死別。
服部研二 - 桐谷健太捨て男。陽子の結婚相手。30歳。金髪リーゼント姿で、元板前だが現在無職。幼いころに両親と死別し養子に出されていた。舞台版では板前の祖父も出演している。
上野サク - 絵沢萠子サク婆。森井家の大家。村上章 - 國村隼村上整形外科医院・院長。サクと陽子の上司。本橋信也 - 林泰文月子の元同僚。
佐々木義男 - 斎藤洋介月子の元上司。
島村幸 - 春やすこ上野家の常連となっている主婦。
和田真 - たくませいこ和田動物医院・医師。
小谷聖子 - 友近(友情出演)上野家の常連となっている主婦。
猪瀬亮二 - 綾田俊樹総合病院・医師。
ハチ - がんも、ゴロー森井家の愛犬(雑種)。黒のパグで、2匹で演じ分けている。
ラジオDJ - 吉見由香

★★★

オカンの嫁入り』(おかんのよめいり)及び『さくら色 オカンの嫁入り』(さくらいろ おかんのよめいり)は、咲乃月音著作の日本の小説。

2007年にニフティ・ココログ小説で公開された咲乃月音著作のオンライン小説。第3回『日本ラブストーリー大賞』ニフティ/ココログ賞受賞作。2008年には加筆の上で宝島社より書籍化、2009年にはさらなる加筆の上で『さくら色 オカンの嫁入り』と改題して宝島社文庫より文庫化された。

2010年には『さくら色 オカンの嫁入り』を原作として映画及び舞台が制作され、映画公開にあわせて続編となる『ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後』が宝島社文庫より発行されている。

母娘で仲良く暮らしていた2人。しかし手ひとつで娘を育てあげたオカン・陽子はある日リーゼント姿の男・研二を拾い結婚を宣言した。どうしても素直になれない娘・月子は反発するのだが母の真摯な思いと研二の人柄に徐々に2人の再婚を受け入れることに。しかし陽子は白無垢の衣装合わせに向かう途中で倒れ、2ヶ月前から末期癌であった事を知るのであった。

暫くたち、衣装合わせで白無垢を着た陽子は月子にあるお願いを語る。

オカンの嫁入り - Wikipedia
posted by シネマっ子 at 14:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2014年10月06日

僕等がいた

2014.10.04(土)〜

僕等がいた

・「幸せ」ってほこほこする感じ・・肉まんみたいな・・

・愛を与える人

・「・・今の恋に没頭するの。今の恋が本物なら前の恋は自然と過去のものになる。忘れたから新しい恋をするんじゃなくて新しい恋をするから忘れられる。。そういうもんじゃないかなあ・・」(・・あやかさん。。。)

・会えないっていうことは死んでしまった人間とどこが違うんだろう。
信じることと、見ないふりをすることは違う・・

・心が幸せならたいていのことは乗り越えられる

僕等がいた』(ぼくらがいた)は、「ベツコミ」(小学館)で連載された小畑友紀による漫画作品。(2002年5月から2012年3月10年間も!!!!・・まるっきりどっぷり子育て期間中・・

第50回(平成16年度)小学館漫画賞(少女向け部門)受賞。コミック累計数が1000万部を突破。2006年7月から同年12月までテレビアニメが放送された。小学館フラワーコミックスより単行本全16巻とファンブックが出版されている

あらすじ

釧路市の高校に入学したばかりの「高橋七美」は、新しい環境に胸を膨らませていた。友達もでき、順調な高校生活がスタートしたように思われたが、中学ではクラスの三分の二の女子に好かれていたという人気男子「矢野元晴」との出会いは、七美にとってあまりよい印象のものではなかった。クラスメイトとして共に過ごすうち、徐々に矢野に惹かれていく七美。だが、矢野は恋人との死別という暗い過去を引きずっているのだった。

紆余曲折を経て大好きな矢野と両想いになり付き合い始めた七美だが、彼が上京し遠距離恋愛に。再会を約束した翌年、七美が上京すると矢野は消息不明になっていた。待ち続け苦しむ日々が続いた末、ようやく七美が再会できた矢野はまるで別人だった

映画・・

前篇・後篇の2部作。2012年3月17日に前篇、4月21日に後篇をそれぞれ全国東宝系公開。

キャッチコピーは「それでも、永遠だと信じたかった――。」。

全国295スクリーンで公開された前編は、2012年3月17、18日の初日2日間で興収2億9,531万3,100円、動員22万7,930人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となった。また、全国297スクリーンで公開された後編は、2012年4月21、22日の初日2日間で興収3億1,488万9,300円、動員24万2,920人となり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位となった。

興行収入
前篇:25.2億円
後篇:17.2億円

僕等がいた - Wikipedia
タグ:僕等がいた
posted by シネマっ子 at 09:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

永遠のゼロ

2014.10.2(木)

永遠のゼロ
タグ:永遠のゼロ
posted by シネマっ子 at 09:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2014年10月01日

麦子さんと(2013.12.21)

2014.9.30

麦子さんと」(2013.12.21)

吉田恵輔

俳優
堀北真希、松田龍平、麻生祐未、余貴美子

ニット帽を被り、田舎の小さな駅に降り立った麦子。麦子は亡くなった母が青春時代を過ごした田舎に納骨のために来たのだったが、かつての母はなんと町のアイドル!? 彩子にそっくりな麦子の登場に、色めき立つ町の人々。母の親友、母のストーカー…青春時代の続きと言わんばかりに、いい大人たちが麦子の廻りで騒動を巻き起こす。麦子にとっての母は、自分と兄を置いて家を出ていった最低の母親。父親の死後、都会で兄とふたりで暮らす麦子の元に、ある日突然戻ってきた。だが、町の人を通して、母親に触れることで、いままでとは違う母に対しての気持ちが生まれていく麦子。母が青春時代を過ごした田舎で、母の青春の続きに付き合わされる不思議な数日間を過ごす――。
麦子さんと 映画作品情報 - シネマカフェ

堀北真希&吉田恵輔監督「麦子さんと」で見つめ直した家族のありかた

吉田恵輔監督が本作の構想を練り始めたのは約8年前のこと。2005〜06年といえば、堀北真希はまだ10代半ばでドラマ「野ブタ。をプロデュース」が話題を呼んだ頃だ。当時は「完成した映画とは全く違う物語だった」そうで、まだ堀北の存在は頭の片隅にもなかった。だが数年を経て改稿を重ねる中で、吉田の頭の中で堀北がヒロイン麦子として動き始める。紆余曲折を経て、やがてそのイメージは現実のものとなり、堀北を主演に迎えた「麦子さんと」が完成した。(取材・文・写真/黒豆直樹)
麦子と兄が暮らす部屋に、かつて家庭を捨てた母が転がり込んでくる。麦子はわだかまりを捨てることができずにいたが、その矢先、母はあっけなく病で帰らぬ人となってしまう。やり切れぬ思いを抱えたまま、麦子は納骨のために母の故郷を訪ねる。堀北が演じる麦子は、若い頃の母・彩子とうり二つという設定で、かつての彩子を知る故郷の村の人々は麦子の顔を見て驚くのだが、吉田の頭の中に堀北のイメージが浮かんだのは、麦子ではなく若き日の彩子としてだった。

「3年くらい前には今の物語に近い形になってきていたんですが、堀北さんの写真集『ひこうきぐも』を見たんですよ。堀北さんはいまよりずっと若いんですが、その透明感が、村の人が忘れられずにいるお母さんのイメージとぴったり合っていた。みんなが頭の中で美化しているからこその透明感というのかな。設定で言えば、写真集の堀北さんは若すぎるんだけど(笑)。でも、その時のショックが大きかったんですよ」。

一方の堀北は、半ばあて書きという形で描かれた麦子像に少なからず驚きを覚えたという。「あて書きと聞いた時はびっくりしましたね。読んでみて、あまり私のイメージとは重ならない気がしたんです。年齢的にも麦子はもう少し若いようにも感じて。意外というほどではないけど、私がやるとちょっと違うんじゃないかなと思っていました」。
クランクインを前に2人は顔を合わす機会を設ける。疑問や意見をぶつけ、“家族”に対する思いや距離感の違いを埋めていった。吉田監督はその時の話し合いについてこう語る。「麦子の人物像や物語には、僕自身の親との関係が投影されている部分が多いので、その辺の話をしました。堀北さんはご両親とも仲が良く、何でも話せる関係だということをうかがいましたが、僕は親が何者なのかがいまだによく分かってない(苦笑)。話しながら互いのギャップを埋めていきました」。

「周りを見ても麦子と母親のような関係の人は見当たらず、最初はイメージがわかなかった」という堀北だったが、監督の話を元に少しずつ役に近づいていった。「もちろん、両親と仲が良いと言っても、思い返せば私にも少なからず反抗期と呼べる時期はありました。麦子の場合は、小さい頃のお母さんとの記憶がないから、思春期に出るはずの反発心とかがいまになって表れているんですよね。だから、自分が親と仲良くできなかった時期を一生懸命思い出しながら(笑)、反映させていきました」。

ちなみに、2人が役どころについて話し合ったのはこの1度だけ。クランクイン後も「ほとんど役について何か言われたことがなく、雑談ばかり(笑)」(堀北)だったという。これは吉田作品の現場について、多くの俳優陣が漏らす感想でもある。吉田監督いわく「違ったら言うけど、良いものに何も言うことはない」。それは吉田の映画作りの哲学であり、同時に楽しみでもある。
「さっき言ったギャップがあったから、現場であれこれ言うことになるかな? と思っていたんです。でも入ってみたら初日から『あれ? もう麦子だ』という感じでした。こっちのイメージと近いときもあれば『え? そっちなの?』という場合もあるんだけど、案外『そっちもいいね』となっちゃう。役者に限らず、美術も衣裳も『こういうのがいい』と言うと、みんな、当然ながらそれをやってくれるでしょ? でもそれじゃつまらないし、広がらない。思ったよりも良いものが来たら、儲かった気分になれるしね(笑)。その中での監督の仕事? 選択することですね」。

では、その中で発見した女優・堀北真希の魅力は。そう尋ねると「身近な存在感かな?」という答えが返ってきた。「他の出演作品を見ると華があって、画面やスクリーンの“向こう側”というオーラを感じていたんだけど、実は今回のようなどこにでもいる普通の女の子というのを、ちょっとした細かい芝居で表現できるんですよね。わずかな表情の違いで見え方が全く違うんです。美しい瞬間もあれば、かわいいと感じる横顔を見せたり、大きなことをしていないのに振れ幅の大きさを持っているなと感じました」。

堀北の完成した作品を見ての感想は、オリジナル脚本で良作を作り続ける吉田監督の魅力の“核心”を鋭く突いている。「見ながら情報処理が忙しいんです。物語自体が難しいわけじゃないのに、感情や雰囲気をどう受け止めたらいいんだろう、と考えさせられちゃう。いまどきの映画やドラマって、わりと丁寧で説明も設定も分かりやすいし、伝えたいことがハッキリしているものが多い。そんな中で『いまのって面白いとこなのかな? うん、面白いとこだよね』と情報処理している感じ(笑)。そんな中で麦子が感情をあふれさせた時には、見ながら同じようにこちらの心から出てくるものがありましたね」。
2012年のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」を終え、映画「県庁おもてなし課」を経て、13年の年明けとともに本作の撮影を迎えた。朝ドラや大河ドラマを経験すると、少し時間を置いてから得たものを実感すると聞くが、堀北の中で成長や違いを感じる部分はあったのだろうか。「朝ドラがあったからというだけではないですが、『もう甘えていられるところにはいないんだな』というのは感じます。自分としては未熟さを感じることは常にあるし、失敗することもあるけど、いつの間にか25歳ですからね(笑)。後輩も増えて、出来て当たり前、ちゃんとしていて当然というところに突入したのかなと思います」。

麦子は母を失ってから、彼女の過去を知り、家族のつながりに初めて気づくが、映画を見ていると実は序盤の段階、短いながらも母(余貴美子)、兄(松田龍平)とのシーンでの3人のやり取りで、どんなに離れていても彼らが家族であることをしっかりと伝えてくる。どんなシーンかは劇場で確かめてもらいたいが、堀北は「結局、似た者同士なんですよ」と語りつつ、この日一番の笑顔を浮かべ、自らの家族について語ってくれた。

「家族ってみんな集まったら、どこもそんな感じじゃないですか? バラバラなのになぜか一体感があるというか。こないだ家に帰って思いました。うちの家族も、みんな同時にぶわーって話すんですよ。誰も他の人の話を聞いていないんです(笑)」。
タグ:麦子さんと
posted by シネマっ子 at 13:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2014年09月29日

ニシノユキヒコの恋と冒険(2014.2.8)

2014.9.28

ニシノユキヒコの恋と冒険 (2014.2.8): 作品情報 - 映画.com

川上弘美の同名人気小説を、竹野内豊主演、「犬猫」「人のセックスを笑うな」の井口奈己監督のメガホンで映画化。ルックスも良くて仕事もでき、セックスも良くて女性に優しいニシノユキヒコの周囲には、いつも魅力的な女性たちがいた。ニシノはそんな彼女たちの欲望をみたし、淡い時間を過ごすが、女性たちは必ず最後にはニシノのもとを去ってしまう。それでも真実の愛を求め続けるニシノの美しく切ない人生を描く。ニシノを取り巻く女性たちを、尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、麻生久美子、阿川佐和子、中村ゆりかが演じる。

竹野内豊「ニシノユキヒコの恋と冒険」で見つけた新たな引き出し

竹野内豊がモテる男に扮する。さも有りなんと思えるキャスティングだが、「ニシノユキヒコの恋と冒険」で演じたタイトルロールはひと味もふた味も違う。恋に落ちた女性にことごとくフラれてしまうのだ。決して致命的な欠陥があるわけではない。そんな不可思議な主人公を、リアルかつ浮遊感を漂わせてスクリーンに現出させた。かねて注目していた井口奈己監督の演出を体感して見つけたという、竹野内の新たな引き出しとは?(取材・文/鈴木元、写真/堀弥生)

ニシノユキヒコは仕事もでき、セックスも抜群、何より女性に優しい。これに竹野内のルックスが加われば怖いものなし、と小市民的には思ってしまう。だが、恋はそれほど単純ではない。言い寄られてはフラれるニシノの魅力を、竹野内本人もいまだ計りかねている。

「試写を拝見した後でも、男目線で見るとなぜこんなにも多くの女性から愛されてフラれるのか、フラれてもモテ続けられるのか、ちょっと首をかしげたくなるようなところはあります。でも、分からないということが結局、冒険ということだろうと自分なりには解釈しちゃっています」

そもそも出演する決め手となったのは、井口監督の存在。前作の「人のセックスを笑うな」(2008)を見て、その世界観に魅了された。

「『人のセックスを笑うな』の永作博美さんと松山ケンイチさんの空気感を見ても一目りょう然だと思いますけれど、作られた感がないというか、まるでドキュメンタリーを見ているような恥ずかしさに陥りますよね。それが井口ワールドというか、ニシノユキヒコの話に井口監督演出、なんか面白い感じになるんじゃないかって。こういうチャンスがないと井口組に参加できる機会もない。ぜひやらせていただきたいと思いました」

井口監督からは「あまり気負わず、作り込んだりせずに、普段のご自身のままでいいですよ」と求められたという。だが、自然体の演技こそ俳優にとっては最も難しいといわれる。しかも、井口演出はカットを割らない長回しが特色。それを現場で存分に味わうことになる。

「役者が役を演じようとすることよりも、リアルにその場で起こる現実をカメラに残したいという思いがすごく強いんだと思います。台本で決められた部分が終わっても、ずーっとカメラを止めずにいたこともありました。それは意地悪で長回しをするということではなく、監督がカットをかけるのを忘れちゃったりするんですよ。『随分、長かったですね』って言っても、ケロッとした顔で『そうだったっけ? でも面白かったからずっと見ちゃいました』って。でも、監督のことを信頼できているからこそできるとは思います。まあ、嫌ですけれど(苦笑)」

無意識で悪意のない“ドS演出”。実はその“洗礼”を撮影初日から受けている。上司の尾野真千子と付き合い始め、じゃれ合うシーンだ。2004年の主演ドラマ「人間の証明」に尾野は端役で出演しているが、すれ違うくらいの設定で竹野内の記憶にはなく、実質的な初共演といえる。

「今日はよろしくお願いしますと言って、そのままイチャイチャするようなシーンだったんです。テストをやって、『じゃあ本番は、今の10倍以上ラブラブでお願いしまーす』と言われ挑んだんですけれど、台本上は終わっているのにカットがかからない。どうしたらいいのかなあ、でも10倍以上イチャイチャしてくださいって言われたしなあ。じゃあ、どうしたらいいんだろうって必死でしたね」

尾野のほかにも“交際相手”は麻生久美子、阿川佐和子、成海璃子、木村文乃、本田翼と魅力的な女性ばかり。スタッフにも女性が多かったそうで、なかなか体験のできない現場だったという。実際にモテているな、と錯覚することはなかったのだろうか。

「どうなんでしょう。まあ、疑似体験はできていたのかな。けっこう男くさい現場にいることも多かったので、これだけ女性が多い現場でしかもキャストはほぼ女性ですから。その前に男くさい現場(テレビ朝日の主演ドラマ「オリンピックの身代金」)にいたもので、だから華があるよなって。明るいんですよ、穏やかな感じで。だからとても幸せな現場でした」

それでは、自身の結婚観はどうなのだろう。「それねえ、どの取材でも必ず聞かれるんですよね」と苦笑しつつも持論を披歴した。

「この年(43歳)まで結婚していないと、余程何かおかしな人じゃないかって思われるかもしれないんですけれど、いたって普通にたまたまあぶれちゃっただけです。今まで結婚するかもしれないっていうこともあったので。でも、タイミングが合わなかっただけですよ。この年で結婚したいなんて、声を大にして言えるものじゃないですけれど、そういうご縁があったらということです。まだ未体験なので夢見ているだけかもしれないですけれど、きっと自分にとっては仕事は重要な人生の一部ですけれど、それ以上に大切な場所になるかもしれないですよね」

だが、井口監督との縁によって生み出されたニシノユキヒコは、どこかフワフワとした印象を与えつつも、女性には常に真摯に向き合う姿はリアリティに満ちている。なんとも希有なキャラクターで、竹野内も新境地を実感しているようだ。

「井口監督とご一緒できたことで、自分でも今まで気付かなかったような引き出しを新たに発見することができました。やはり今後も、そういう引き出しを開けられるようなチャンスに恵まれればいいと思います」

昨今は映画「謝罪の王様」やJTの缶コーヒー「Roots」のCMなどで、クールなだけでなく、いたってマジメに面白さを醸し演技の幅を広げ続けている印象がある。これも、好機を逃さない感性の鋭さのたまものだろう。

「いろいろな違う役をどんどんやっていきたいというのは、ごくごく自然なこと。ただし、アクションや悪役など、経験していない役はたくさんあって興味はありますけれど、自分はこんなこともできます的な感じではやりたくないです。中途半端があまり好きではないので、最初から何かイメージが決められたものより、自分がこういう役目をいただけるチャンスがあったら、その時は縁を大切にできたらと思います」

最後に「井口監督とは、いい縁だったか」と問うと、「そうですね。楽しかったです」と満足げな笑顔を見せた。今年が俳優デビューから20年の節目。ベテランの域に入ったが、竹野内の引き出しは、まだまだ増え続けていくに違いない。

Amazon.co.jp: ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫): 川上 弘美: 本


内容(「BOOK」データベースより)

ニシノくん、幸彦、西野君、ユキヒコ…。姿よしセックスよし。女には一も二もなく優しく、懲りることを知らない。だけど最後には必ず去られてしまう。とめどないこの世に真実の愛を探してさまよった、男一匹ニシノユキヒコの恋とかなしみの道行きを、交情あった十人の女が思い語る。はてしなくしょうもないニシノの生きようが、切なく胸にせまる、傑作連作集。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

川上/弘美
1958(昭和33)年東京都生れ。’94(平成6)年「神様」で第一回パスカル短篇文学新人賞を受賞。’96年「蛇を踏む」で芥川賞、’99年『神様』でドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、’01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

平成の光源氏??
投稿者 ワンダーソニア 投稿日 2004/6/11

実は今、何ヶ月もかかって「源氏物語」を一巻ずつ読んでいるのだが、ある意味ニシノくんも平成の光源氏かもしれない・・・と思った。女性に対して彼はいつも無意識のうちに「なめらかな上の空」なのだ。誰よりも優しく、無邪気で、誰よりも残酷。それに気づいたオンナ達はみんな彼から去っていく。あれだけ恋をしたのに、死ぬまで孤独だったニシノくん。でもでも、おそろしく魅力的だった。やっぱり「源氏」!?つまらない恋愛をいっぱいするくらいなら、ニシノくんのようなひととふるえるような濃密な時間を持ちたい、と願うオンナは多いはず。たとえ別れが約束されている恋だとしても。そう、たぶん、私もそのひとり。

ぼくにはだめでした
投稿者 もりーに 投稿日 2011/5/23

幻想的な蛇を踏む、神様、がけっこう好きだったので、これはどうかと手に取った。
私はこれで、この作者との間に溝ができてしまった。
この溝に理由があるとすれば、私が男である、ということにちがいない。
その他の人の感想を見ながら、なるほど、なるほど、好きな人はこの作品好きなんだなあ、と思った。
要するにこのニシノ君というキャラや、世界観に、妙な不快感を感じるわけですよ。
男である私は、ニシノユキヒコを人を愛せない哀れなやつだなどと、とは思わない。
ニシノ君に会いたい、とも思わないし、わかるわかる、こういう男の人っている〜とも思わない。
なにを思うのかというと、
「いいなあ、もてて。女はみんなこういう男に股を開き、その後、上から目線で、ダメンズ批判みたいなガールズトークするわけね、よかったね」というしょぼくれたルサンチマン的な感想のみ。登場人物の誰にも感情移入できず、なんの深みも、説得力のある人間描写も感じず、あっさり終わって閉じた本だった
posted by シネマっ子 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2014年09月27日

もらとりあむタマ子(2013.11.23)


モラトリアム【moratorium】.

1 支払猶予。法令により、金銭債務の支払いを一定期間猶予させること。戦争・天災・恐慌などの非常事態に際して信用制度の崩壊を防ぎ、経済的混乱を避ける目的で行われる。

2 製造・使用・実施などの一時停止。核実験や原子力発電所設置などにいう。

3 肉体的には成人しているが、社会的義務や責任を課せられない猶予の期間。また、そこにとどまっている心理状態。

モラトリアムにんげん【モラトリアム人間】

年齢では大人の仲間入りをするべき時に達していながら、精神的にはまだ自己形成の途上にあり、大人社会に同化できずにいる人間。

モラトリアム【moratorium】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

もらとりあむタマ子


『もらとりあむタマ子』(もらとりあむタマこ)は、2013年11月23日公開の日本映画。監督は山下敦弘、主演は前田敦子。第18回釜山国際映画祭出品。

もともとはMUSIC ON! TVの季節ごとのステーションIDの企画としてスタートし、その後短編ドラマ「秋と冬のタマ子」を経て長編映画化された(「秋と冬のタマ子」の内容はすべて映画に含まれている)。

東京の大学を出たものの、父親がひとりで暮らす甲府の実家に戻ってきて就職もせず、家業も手伝わず、ただひたすらに食っちゃ寝の毎日を送る23歳のタマ子が、やがてわずかな一歩を踏み出すまでの1年を追う。

もらとりあむタマ子 - Wikipedia



前田敦子が寄せる山下敦弘監督への思い、そして自ら語る「私の夢」とは…

女優・前田敦子が、どこまでもリラックスした面持ちで席に着いた。隣席に座るのは、前田が「もともと大ファン」でいつか一緒に仕事をしたいと熱望していた山下敦弘監督。「苦役列車」で初タッグを組んだふたりが「もらとりあむタマ子」で再び相まみえることになり、前田の新たな一面をすくい取ることに成功したのは必然といえるかもしれない。前田と山下監督はいま何を思っているのか、ふたりに話を聞いた。

第18回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」でワールドプレミア上映された今作は、音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」の30秒のステーションIDからスタートした企画。短編ドラマを経て長編映画として劇場公開されること、国際映画祭に出品されることは異例の展開で、星野源が主題歌として「季節」を提供していることも大きな話題を呼んだ。

山下監督は、今作の主人公・タマ子を通じて前田の女優としての魅力を再認識したという。それは撮影前から確信していたことでもあったようで、「『苦役列車』を見てくださった方であれば分かると思うのですが、今回は特に何もしていないんです。セリフやストーリーに頼っていませんから。今回のあっちゃんは主役なのにしゃべらないし、ダラダラしているし、不機嫌(笑)」と説明。そして「それが魅力的に見えるというのが、あっちゃんの持っている魅力なのでしょうね。そこを信じてとまで言うと大げさになりますが、そういう役をやっても魅力的になるだろうなと僕と脚本の向井(康介)の中にはありました」と明かす。

前述の説明通り、今作の前田は“残念な実家依存娘”というフレーズそのままに、とにかく無気力だ。都内の大学を卒業し、父がひとりで暮らす山梨・甲府のスポーツ用品店に戻ると、ひたすら食べて、寝て、漫画を読んでばかり。父の「就職活動はしているのか?」という問いかけにも、「その時がきたら動く。少なくとも今ではない!」と開き直り、自分を肯定してばかりの“口だけ番長”ぶりを露呈する。しかし、山下監督が構想段階から「ダラダラしたあっちゃんは可愛いに違いない」と話していたように、どこにでもいそうな市井の女性の日常を誇張することなく丁寧に描くことで、見る者に不思議な爽快感すら抱かせる新ヒロインを構築してみせた。

前田にとっては、憧れの山下組初参加となった「苦役列車」を経たことがプラスに作用したようだ。「本当に大好きな監督っていうところから入っちゃったので、緊張して『苦役』の現場では全然かかわることができませんでした。でも、それが私にとってはすごく良かったのかなと思います。いまは居心地がすごく良くなりました」とリズミカルに話す前田に対し、山下監督が「前回は居心地が悪かったみたいじゃないか(笑)」と突っ込みを入れるなど、和気あいあいとした様子。それでも、憧れの存在に対する敬意はそこはかとなく感じられ、「演出してくださるときの監督はすごく厳しい人だなと思います。全部見られていると思いますし、ドキドキします。絶妙に距離を守ってもらっている感じがして、すごくありがたいですね」というコメントからもうかがい知ることができる。

役作りについては、「変に考えちゃいけないとは思っていましたし、ただ“そこに居たい”と思っていました。そういう空気を現場の皆さんが出してくださっていたので、異様な感じではあったのですが、スタッフさんも監督も、皆さんがタマ子っぽかったですね」と述懐。山下監督も、「僕は結構題材に影響を受ける方なのですが、今回に関してはあの空気感のまま僕もいれた感じでしたね」と笑った。

今作の見どころのひとつとして、タマ子と父・善次(康すおん)の何気ないやり取りが挙げられる。父は奔放な娘を愛しく思い、娘も不器用な父を思いやるという関係性が、否が応でも浮上してくる。前田に家族について聞いてみると、「私はお母さんと比べると、お父さんととても仲が良いというわけではないんです。仲は良いしもちろん嫌いではないけれど、別にしゃべりたくない…みたいな(笑)。それが女の子の普通の感情だとは思うのですが、だからこそタマ子の立ち位置というのが理解できましたね」という答えが返ってきた。

愛知出身の山下監督にとっては、「うちは転勤が多くて引っ越し人生だったので、僕が小さい頃に過ごした家というのはもうないんですよ。だから劇中で描かれるような、実家が街に溶け込んだスポーツ用品店というのは憧れがあるんですよね」と話す。そして「実家にいるときはどこで過ごすの?」と話題を振ると、前田は「私はソファでもなく、自分の部屋でもなく、リビングのダイニングテーブルで結構長い時間を過ごしちゃいます。実家でダラダラするのって楽しいですよね」と私生活の一端を打ち明けた。

「松ヶ根乱射事件」(2007)以来、6年ぶりのオリジナル作品となった山下監督は4〜5年前から脚本の向井とオリジナル作品について模索を続けていたという。「アイデアは出すんですが、自分たちでは結局決められずにずっときちゃったんです。タマ子は企画ものではありますが、気づいたら映画になって、それがオリジナルになった。『あ、自分も昔はこういう形で映画を撮っていたよな』と気づかされたんです」。

大阪芸術大学在学中は、テーマありき、伝えたいメッセージありきではなかったと語り、「要は後付けだったんです」と今作を原点回帰と位置づける。それは、全編78分という尺にも相通ずるものがあったそうだ。「僕の昔の映画と同じくらいの尺なんですよ。何もないところから始めると具体がない分、固まらないんですが、この人で何かやろうかとなると、映画って作れるなって思いますね。僕はそういうタイプなのかもしれません」とかすかに笑みを浮かべる。

ふたりとも決して饒舌ではないだけに、静かに紡ぎだす言葉からは真実のみが浮かび上がってくる。それはまさに“言霊”と表現するにふさわしく、口にしたことはいずれ必ず実現してしまうのではないだろうか、という説得力に満ちあふれている。前田と山下監督のタッグにしても、近い将来3度目の機会がやってくるであろう予感めいたものを感じてしまう。

前田は、自らの女優としてのキャリアについて「私はまだ何もない状態ですからね」と一貫して謙虚な姿勢を保ちながらも、山下監督との再タッグについては目を輝かせながら思いを馳せる。「監督の作品で、私が最初に好きになったのは『天然コケッコー』。なんでこんなにキラキラしているんだろうと思って。それが本当に忘れられなくて…。いつかあの世界のようなキラキラを描く作品に参加してみたいです。それは、私の夢なんです」。この前田のせつなる思いを、山下監督が成就させる日が来ることを待ちわびたい。
posted by シネマっ子 at 11:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2014年09月26日

しあわせのパン

2014.9.25

DVD「しあわせのパン」(2012.
1.28)

原田知世と大泉洋が主演し、北海道・洞爺湖のほとりの小さな町・月浦を舞台に、宿泊設備を備えたオーベルジュ式のパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる人々の人生を四季の移ろいとともに描いたハートウォーミングドラマ。りえと尚の水縞夫妻は東京から北海道・月浦に移住し、パンカフェ「マーニ」を開く。尚がパンを焼き、りえがそれに合ったコーヒーと料理を出すマーニには、北海道から出ることができない青年や口のきけない少女とその父親、思い出の地を再訪した老夫婦などさまざまな人々がやってくる。

しあわせのパン : 作品情報 - 映画.com

原田知世&大泉洋が伝えたい、“しあわせ”な気持ち

「北海道の知られていない魅力を伝える映画を作りたい」という思いから、企画がスタートした映画「しあわせのパン」。選ばれたのは、北海道・洞爺湖のほとりの小さな町・月浦。パンカフェ“マーニ”を営む1組の夫婦と、店をおとずれる人々の人生を描いた、心温まる物語だ。マーニのオーナー夫婦を演じるのは、原田知世と大泉洋。自然体という言葉がとてもよく似合う2人が演じる水縞夫妻を通じて見えてくるのは、月浦の自然の風景とタイトルにもある“しあわせ”のあり方──。(取材・文/新谷里映、写真/堀弥生)

カフェ“マーニ”にやってくるゲストは、心のどこかに悩みを抱えている。そんな彼らを癒してくれるのは、夫・水縞くん(大泉)が焼いたパンと、妻・りえさん(原田)がいれるコーヒー、そして2人の心のこもったもてなしだ。だが、理想の夫婦に思える2人もまた、悩みを持って月浦へやってきた。原田は「りえさんは、心の奥の扉を閉めて鍵をかけてしまっているんですよね……」と心情を分析する。「東京で頑張ってきたけれど、だんだんと心が疲れてきて、無意識のうちに心の奥の扉を閉めてしまったんです。彼女を思いやって、水縞くんはりえさんを月浦へ行こうと誘ってくれるんです。時間をかけてその扉が開いていくというか、それは月浦という場所であったり、水縞くんの穏やかで包み込むような愛であったり、そこに訪れる人たちとの出会いであったり、そういういくつものことがあって変化していくんですよね」。ひとりではできないことも誰かと一緒ならできる、喜びもつらいことも分け合うことが幸せ──当たり前だけれど忘れがちなことを、気づかせてくれたと言う。

りえさんを深い愛で見守り続ける水縞くんを演じる大泉は、2人だからこそ生まれる強さを体現し、女性があこがれる理想の男性像を作り上げた。原田の「この映画が公開されたら、大泉さんが理想のだんなさまNo.1になると確信しています」というほめ言葉に照れながら、男性目線の幸せ感を語る。「人はひとりでも生きていけるけれど、夫婦だったり、自分以外の大切な人がいると、その人を守らなくてはならないという思いが芽生えるもの。その人を守りたい、その人のために頑張る、そう思えることで人(男)は強くなれる。だから、大好きな奥さんをずっと見守る水縞くん、見守り続けるしかない彼の気持ちは、男として理解できたんです。最後にりえさんから一番欲しかった言葉を言ってもらえたときの水縞くんのほっとした気持ちも、ものすごくよく分かる。まあ、2人でいることによって、いろいろな制約や大変さもありますけどね(笑)」

そんな水縞くんというキャラクターに、原田自身も恋に落ち「急かさずに待っていてくれる、すべてを受け止めてくれるところが素敵なんですよね」と優しくほほ笑み、大泉が演じたからこそ水縞くんが理想の男性像として映し出されていると解説する。「水縞くんの穏やかなところ、言葉数が少ないながらもしっかり相手を見つめているところとかは、大泉さんのふだんのキャラクターとは違うかもしれないけれど(笑)、大泉さんにもともとある“ぬくもり”が役を通して出ていると思うんです」。確かに、エンターテイナーの印象が強いだけに、極端にセリフの少ない役どころは新鮮そのもの。本人も「これまでの役は、圧倒的にしゃべる役、コミカルな役が多かったので、新たな挑戦だったかもしれないですね。いつもは、セリフを覚えることが役者として大事な作業だったりするんですが、今回はその必要がなくて。だから、その力を表情に込める必要があった。それほど語らないけれど、愛情が伝わり続けないとラストのあの感動にたどりつかないですから」。また、これまではブサイクであればあるほど喜ばれる仕事が多かったと笑うが、水縞くんを演じるにあたっては、監督から「さっきの方が洋さんがかわいく映るって言われたり。僕をかわいく撮ろうなんて監督は今までいませんでしたらね」

水縞くんという役柄によって、これまでの“らしさ”を打ち破った大泉だが、撮影以外の現場では“らしさ”はそのまま、ムードメーカーとして常に周囲を笑わせ、居心地のいい現場を作っていた。「大泉さんはみんなを楽しませる天才! 私たち(水縞夫妻)は季節ごとにお客さまをお迎えする役柄、現場に新しい役者さんたちが入ってくると、お誘いしてみんなで一緒にご飯に行くんです。ここのお店おいしいんですよ! って連れて行ってくれる。みんなで一緒にご飯を食べる時間が多かったことが、いいチームワークを生んだ気がします」と、大泉の気遣いに感心しきりの様子だ。

また極めつけは、月浦の自然のなかでりえさんが水縞くんの髪を切るシーンだ。多くを語らずとも2人の心が通じ合っているのが伝わってくる、温かな時間が流れるシーンのひとつだが、それは台本にはなかった設定だと大泉は語る。「メイクをしながら原田さんといろいろ話をしていて、この夫婦はいかにも髪を切ってもらってそうな夫婦ですよね? って話をしていたんです。ちょうどその日は良いお天気で、そのアイデアを監督に言ったら、急きょ、小道具を用意してもらって、足してもらったシーンなんです」。そんな何気ない日常の一コマが、この夫婦を描くうえで大切なのだと原田が言葉を添える。「雪道を彼の足跡にそって歩いたり、ただ野菜を一緒に洗ったり、洗濯物をほしていたり、ごく普通の日常を重ねていくことで、2人の暮らしぶりや距離感が伝わると思ったんです。それは月浦だからこそ生きてくることでもあって。あの場所だといろいろと想像できるんですよね」

水縞夫妻の何気ない日常にはいつもパンがある。ブルーベリーのパン、コーンのパン、クグロフ、リンゴのはちみつパン、チーズのパン……。そして、パンと一緒に出されるいれたてのコーヒー、かぽちゃのポタジュー、冬野菜のポトフが人々の心を癒す。パンの魅力を、原田は「ごはんもパンもそれぞれの魅力があって両方好き。ただ、この映画と出合ってパンっていいなと思ったのは、ひとつのおにぎりは(あまり)2つに分けないけれど、1つのパンは分け合えるということ。そういうのっていいですよね」

パンを分け合うこと、喜びや悲しみを分け合うこと、月浦の自然豊かな時間を分け合うこと、この「しあわせのパン」には、さまざまなものを分け合うことの素晴らしさが詰まっている。もちろん、この映画で感じた“しあわせ”な気持ちも、きっと誰かと分け合いたくなるはず──。

しあわせのパン インタビュー: 原田知世&大泉洋が伝えたい、“しあわせ”な気持ち - 映画.com

しあわせのパン』は、日本の映画作品。2012年1月21日に北海道先行公開され、同年1月28日に全国公開された。監督・脚本は三島有紀子で、長編では初監督作品である。主演は原田知世、大泉洋。

東京から北海道の洞爺湖の畔に移り住み、小さなオーベルジュ式のパンカフェ「マーニ」を営む夫婦と、そこに訪れる客たちとのふれあいを描く。

監督は『刺青 匂ひ月のごとく』の三島有紀子で、主題歌である矢野顕子 with 忌野清志郎の「ひとつだけ」にインスパイアされ、本作の脚本を書き下ろした。

北海道洞爺湖町に実在する店がモデルとなっており、すべてのシーンが実際の店舗を含め北海道で撮影された。2011年1月28日にクランクアップの様子がUstreamで生中継された。

キャッチコピーは「わけあうたびに わかりあえる 気がする」。

北海道12スクリーンの先行公開で映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)第20位を記録し、続く全国公開では全国47スクリーンという小規模公開ながら、2012年1月28、29日の初日2日間で興収3,550万620円、動員2万6,130人になり映画観客動員ランキングで第10位を記録した。

あらすじ

小さな2階建ロッジのパン屋が湖畔に開店した。夫の「水縞尚(みずしま なお)」(大泉洋)が焼くパンと、妻の「りえ」(原田知世)が入れるおいしいコーヒーが自慢の店。店名は、りえがお気に入りの絵本「月とマーニ」にちなんで「カフェマーニ」。たちまち近所で人気の店になり、子沢山で農家経営の広川一家、謎のトランクを持った阿部さん(あがた森魚)、地獄耳のガラス作家・陽子さん(余貴美子)、そして毎日配達にきてくれる郵便屋さん(本多力)などの常連客に憩いの場を提供する。薪の竃で焼いたパンの他、自家菜園の野菜を使った料理も絶品。1階のテーブル席では、大きな窓に湖畔の景色が映え、日が没すると月夜が輝く。2階は簡易宿泊所になっており、ときどき、正面のバス停を利用して遠方から旅行客も訪れる。


彼氏にふられ、沖縄旅行をドタキャンされた香織(森カンナ)が一人でやってくる。意気消沈していた彼女の心は、水縞夫婦や地元の青年・山下君(平岡祐太)のもてなしで徐々に癒されてゆく。

バス停に一人でたたずむ小学生の少女・未久(八木優希)。登校拒否を察したりえは、彼女を店内に招き入れ、ホットミルクをふるまう。やがて、父親も訪れ、事情がわかってくるが。

雪で閉ざされたある日、有珠駅に降り立った一組の老夫婦(中村嘉葎雄・渡辺美佐子)からの関西弁の電話。尚がワゴン車で迎えにゆく。50年程前の新婚旅行を思い出し、月を見たいと言っているが。

雪が解け、郵便屋さんが、老夫婦からの礼状を配達してくれる。そして、尚はついに、たったひとつの欲しい物を手に入れる。

しあわせのパン - Wikipedia
posted by シネマっ子 at 13:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年04月07日

『のだめ』完結に上野樹里「ポロポロ感涙」 ファン1200人と卒業式

『のだめ』完結に上野樹里「ポロポロ感涙」 ファン1200人と卒業式
2010年4月7日(水)5時0分配信 オリコン

万感の表情を浮かべる上野樹里 (C)ORICON DD inc.

 漫画家・二ノ宮知子の人気コミックを実写化した映画『のだめカンタービレ 最終楽章<後編>』の公開を控えた6日、東京・六本木でファン1200人を集めて“卒業”イベントが開催された。

主演の上野樹里は「完成した作品を観て、我慢しようとしたがポロポロ泣いてしまった。私にとって思い入れの強い作品。4年間かけて作った最後の最後、ラストシーンはズドンとくるものがあります。どのシーンもどのカットも頭に焼きつくパワーがあります」と力強くアピールした。

 各々が同シリーズの思い出を語る中、ベッキーは撮影中、道路に設置されたポールが「左ふとももを直撃した」と明かすと、共演のウエンツ瑛士は「嘘ついてる!」とピシャリ。仏パリのシャンゼリゼ通りで敢行した、10メートルに及ぶ横断幕を手にのだめ達が闊歩するシーンの撮影時で、実際はベッキーのへその下あたりをポールが直撃し「ど真ん中でした」と訂正。ベッキーは「玉木(宏)さんと福士(誠治)さんは大爆笑していたんですよ。さわやかな顔でCMに出ているのが許せない〜」と地団駄を踏んで、会場を笑わせた。

 この日は“変態天才ピアニスト”のだめ役の上野、“オレ様指揮者”千秋役の玉木をはじめ、2006年10〜12月放送の連続ドラマに始まる実写シリーズに出演した瑛太水川あさみ小出恵介ウエンツベッキー山田優福士吉瀬美智子竹中直人、同作の川村泰祐監督、武内英樹総監督ら“のだめファミリー”総勢13人が大集合した。

 のだめの音楽家としての成長はもちろん、のだめと千秋の恋の行方が最大の見どころとなる同作。“のだめファミリー”それぞれの恋模様も散りばめつつ、本格的な演奏シーンをふんだんに盛り込みながらグランドフィナーレを迎える。映画『のだめカンタービレ 最終楽章<後編>』は4月17日(土)より全国公開。

. のだめカンタービレ最終楽章

. のだめカンタービレ
. のだめカンタービレ - Wikipedia
. のだめカンタービレ フィナーレ
. 「のだめ カンタービレ」公式サイト
posted by シネマっ子 at 19:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年02月12日

生田斗真の自信作完成! 室井滋と三田佳子が大胆予告

口コミ効果だ!アバター国内興収100億突破

★★★

【オリコン“本”】生田斗真効果? 『人間失格』が文庫部門初のTOP5入り
映画「人間失格」主演の生田斗真「太宰文学の敷居の高さをゆるめるのが自分の役割」

生田斗真の自信作完成! 室井滋と三田佳子が大胆予告2010年1月28日(木)19時0分配信 ぴあ

室井滋三田佳子

生田斗真が主演する太宰治原作の映画人間失格』の完成披露試写会が27日、都内で行われた。

映画は、太宰が自身を投影させたともいわれる大庭葉蔵を主人公に、過剰な自意識から他人になじめず、酒や女におぼれ、破滅の道をたどっていく姿を描く。

映画初出演にして初主演の生田は「胸を張って自信作と言える作品。見ていただける日を心待ちにしていたので感無量です」と緊張気味にあいさつ。葉蔵の悪友・堀木正雄役の伊勢谷友介は「“映画を見た”という充実した感じを与えてくれる重厚な作品になりました」と作品の出来に太鼓判を押した。

原作には登場しないが、詩人の中原中也を演じたV6森田剛は「後輩の生田君と絡めたので楽しかったです」と笑顔を見せた。

石原さとみ小池栄子坂井真紀室井滋三田佳子 、大楠道代、と、女優陣も一堂に集結。

葉蔵を奈落の底に突き落とすきっかけとなる薬屋の女主人役の室井は「斗真君のファンは目を覆いたくなるようなシーンがあります。私もまさかこんなことになるとは知らず、撮影現場に行ったものですから…暑い夏でございました」と苦笑いし、葉蔵の最後の女を演じた三田も「斗真君とちょっと大変なシーンがありまして…オッホッホ。ごめんなさいね、ショックを与えるかもしれません」と意味深な笑みを浮かべ、会場を大いに沸かせていた。

人間失格
2月20日(土)より、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー

生田斗真「人間失格」太宰治の墓前に誓う

「僕は悲観をしない」太宰16歳の詩やエッセー、原稿発見

太宰治「人間失格」生田斗真で初の映画化

1. 角川映画「人間失格」公式サイト

2. 人間失格 - Wikipedia
3. 太宰治 人間失格
4. 人間・失格 (1994 TBS金曜ドラマ)
5. 人間失格 : 角川映画


ジャニーズ事務所からお呼びがかかる女優の条件

松たか子インタビュー「夫婦は他人」…映画「ヴィヨンの妻」10日公開 幸せな結婚生活を口にした松たか子 10日公開の映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ

★★★

龍馬伝にも登場、弥太郎・母「へそくりつぼ」発見

黒木瞳 また連ドラ主役を張るカラクリ
朝ドラ惨敗女優・多部未華子を待ち受ける、初主演舞台『農業少女』の“アクの強い”共演者たち!
若手AD」表舞台で大活躍 「堀くん」はバラエティ出演
V6解散! 解散で売れるメンバーと売れないメンバー
岸部一徳この人物のオモテとウラ 岸部一徳

恒例「第23回 サラリーマン川柳」100選 〜“事業仕分け”から“こども店長”まで流行語ネタが勢揃い

★★★

『踊る大捜査線3』の新キャラ発表!青島刑事の部下に内田有紀!和久さんのおいっ子で伊藤淳史!
阿部寛×東野圭吾、タッグで“JIN超え”

★★★
posted by シネマっ子 at 09:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2010年02月07日

映画大好き、田丸麻紀が話題作を語る。

映画大好き、田丸麻紀が話題作を語る。
2010年2月5日(金)11時30分配信 Hottrash.com

日本最大のCS映画専門チャンネル「ムービープラス」にて、毎週土曜20:55〜ハリウッド大作や世界のヒット作を放映する「ムービープラス・プレミア」。

本編の放映前に映画好きで知られる小堺一機とともに見どころを紹介する「プレミア・ナビ」の2月のゲスト、田丸麻紀に話を聞いた。2月のプレミア・ナビでは、役所広司、中谷美紀、芦名星ら日本人キャストが出演したことでも話題になった純愛ドラマ「シルク」と、M・ナイト・シャマラン監督の「シックス・センス」などを放映する。

多いときは月に5〜6本は映画館で鑑賞し、ムービープラスユーザーという田丸。最近観たという話題作「アバター」の魅力について話しつつ、早速収録がスタートした。
「シルク」について、「日本の景色も日本女性の描き方もとても美しくて、忘れていたものを思い出させてくれるとても素敵な映画。西洋と日本の間をシルクの1本の糸で結ぶとても美しい物語で、日本人としても誇らしいような描写がたくさんあって感動しました。」と絶賛。また、印象に残っているシーンは?との質問に「マイケル・ピットがお風呂に入っているシーン。青い目をした西洋の方が、純日本的なお風呂に入るというその違和感というかギャップがとてもセクシーに見えました(笑)」とコメント。

続いて、衝撃のラストが話題を呼んだ「シックス・センス」については「やっぱりあのラストには驚きましたが、繰り返し観たくなる作品。観返すことで発見があると思いますし、まだ観たことがない人と一緒に観て、反応を知りたいです(笑)」と感想を語った。自身もホラー映画に出演経験がある田丸は「私も撮影のときは休憩時間に幽霊役の方とお茶を飲みながら楽しくお話したりしてました。怖かったので、撮影以外の時間は楽しくしていました。」という裏話を明らかにした。

田丸麻紀 プロフィール
1978年9月4日 大阪府出身
「MCシスター」のモデルを経て、03年「帰ってきたロッカーのハナコさん」でドラマデビュー。以後、ドラマ、バラエティ、ラジオ、CM、MC、雑誌などマルチに活躍。現在、ドラマ「特上カバチ!!」にレギュラー出演中。
TBSドラマ「特上カバチ!!」柿崎晴子役にてレギュラー出演中 毎週日曜日21:00〜22:00
NHKBS2「熱中夜話」司会 金曜日20:00〜20:44
BS朝日「賢者の選択」メインキャスター 土曜日10:00〜10:55
オークローンマーケティング「レッグマジック」イメージキャラクター
CM「長府製作所」

プレミア・ナビ
毎週土曜日20:55分・日曜午後・火曜夜に放映する「ムービープラス・プレミア」。プレミア・ナビは映画の始まる前の5分間と、終わった後の1分間に作品の見どころや最新情報を紹介。田丸麻紀は2月6日(土)『シルク』、2月13日(土)『シックス・センス』放映回の「プレミア・ナビ」に出演する。

★★★

ジャニーズ事務所からお呼びがかかる女優の条件
posted by シネマっ子 at 05:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2009年10月24日

井上真央、しっとり大人の女、紫のドレスで登場!主演作が海外6か国からオファー!【第22回東京国際映画祭】

井上真央、しっとり大人の女、紫のドレスで登場!主演作が海外6か国からオファー!【第22回東京国際映画祭】
2009年10月22日(木)2時37分配信 シネマトゥデイ

とっても大人っぽく見えます−井上真央

21日、六本木ヒルズで開幕中の第22回東京国際映画祭で、特別招待作品の映画僕の初恋をキミに捧ぐ』の舞台あいさつが行われ、ダブル主演の井上真央岡田将生、新城毅彦監督が登壇した。

 登壇者に通訳がつく国際映画祭の独特な雰囲気に緊張したのか、この日の岡田は終始落ち着かない様子。東京国際映画祭初日のグリーンカーペットセレモニーでは井上をエスコートしていた岡田だったが、そのときの様子を振り返った井上は、「二人(監督と岡田)がとても緊張していて、その緊張が移ってわたしもドキドキしたんですが、とてもすてきなエスコートでした」と岡田のエスコートは合格点だった様子。その言葉を受けた岡田は「すごく緊張していたんですけど、自分らしさを出せたかと。それとおれ、井上さんを引っ張れていたのか? というところもありました」とガチガチになりながら答えると、女性で9割以上が埋めつくされた会場内から「カワイイ!」「岡田君、超ヤバい!」といった歓声が上がっていた。

 さらに司会者より、海外6か国から『僕の初恋をキミに捧ぐ』の公開オファーがあったことが発表されると、「初恋は誰しも経験することですし、純愛というのは世界共通で感じていただけるものだと思います」と冷静にその喜びを語っていた井上。続いて「アメリカの方々にも感動してもらえたらいいと思っています」となぜかアメリカ限定のコメントを岡田が発すると、そのことに恥ずかしくなったのか、思わず照れくさそうに顔をくしゃっとすると、会場内の熱狂は最高潮に。何をやっても黄色い歓声を受けるイケメンの岡田だった。

 本作は青木琴美による人気コミックを映画化した純愛ストーリー。心臓病で20歳まで生きられない少年の逞(たくみ)と、彼を一途に愛し、励ます繭(まゆ)が初恋の成就に命をかける。平井堅の主題歌にも注目だ。

映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』は10月24日より全国公開予定

【関連情報】
映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』オフィシャルサイト
映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』

井上真央、脱“制服”宣言 「見納めってことで」続きを読む
posted by シネマっ子 at 04:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2009年08月02日

今夏注目映画は『ハリー・ポッター』と『アマルフィ』

今夏注目映画は『ハリー・ポッター』と『アマルフィ』
2009年7月26日(日)22時30分配信 アメーバニュース

自分の意見を投票できるサイト、「ECナビ/投票スルー?」で、「夏休みに観に行きたい映画は?」というアンケートが実施されている。

 選択肢にはこの夏公開の9つの映画が挙げられているが、23日10時20分現在、投票数トップの『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が28%、次点の『アマルフィ 女神の報酬』が16%と、この2作品が票を分け合う形になった(投票数:12495票)。3位が『ナイトミュージアム2』だが、現在8%となっているほか、「その他」を選んだ人も24%おり、残りの映画に対する票は割れているようだ。

ハリー・ポッターと謎のプリンス』を選んだ人は、「全部見ている」「ダニエル君の虜♪」「ずっと観てるから」など、「ハリー・ポッター」シリーズを継続的に観ているファンが多い様子だ。

アマルフィ 女神の報酬』も「久しぶりに見てみたいと思った邦画なので」「前評判がいいみたいだから」など、期待が大きい様子。その他を選んだ人の中には「子供とポケモンですね」という人や、「食費もないのでパス」などの人もいるようだ。

 また、「一人では行きにくいし誰かを誘うとしてもタイミングがね」などの声も寄せられている。

織田裕二「すぐにも続編を」超満員に大興奮!
織田裕二に佐藤浩市も!「ここだけの話」暴露で大盛り上がり!!
『アマルフィ』織田裕二に「車にひかれろ」と驚きの注文

アマルフィ 女神の報酬 公式サイト

アマルフィ - Wikipedia
超映画批評『アマルフィ 女神の報酬』90点(100点満点中)
アマルフィ海岸
アマルフィ/女神の報酬 : 映画情報 - 映画のことならeiga.com

★★★

8/1、映画の日・・織田裕二主演の映画アマルフィ 女神の報酬」を 観て来ました。 席は8割がた埋まっていました・・最初から最後まで、みな、息をするのを忘れて・・ひたすら画面を見続けていたよう・・

夕方にみた「そんな彼なら捨てちゃえば」は寝てしまったんだけど・・

オールイタリアロケの映画は見所一杯、イタリアに行こうと思う人は増えるにちがいありません・・そういえば、弟の奥さんが「イタリアに行きたいの」と言っていたことを思い出しました

サラブライトマンさんの歌は、素晴らしくうっとり・・いつまでも聞いていたいような歌声
posted by シネマっ子 at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2007年12月01日

人気の料理研究家のケンタロウさん

家庭料理が得意で、料理研究家の小林カツヨさんが母であるケンタロウさん・・

幼稚園の頃からお米をといでいたというケンタロウさんです

スパゲティナポリタンケンタロウ流・・玉ねぎ他野菜をいためてケチャップをいためてスパゲティをいれる。ゆですぎくらいのスパゲティがいいというケンタロウさん・・

七光り的要素を排除したくて、ケンタロウ・・・と名乗っているのだそうです

小林カツヨさんは2年前にくも膜下で倒れて、今はリハビリ中なのだだそうです!!

小さい頃から料理をしていたというケンタロウさん・・なんと1歳上のお姉さんの食べるものも作っていたとこか・・

幼稚園の頃からお米とぎはケンタロウさんの仕事だった・・
サッカーをしている途中で、米をといでくる・・・と一時帰宅する子どもだったそうです。仲間も「今、行ってこい・・」と協力的だったとか・・・・いい話です^^

本当はイラストレーターになりたかったケンタロウさん・・アパレルとか洋服の方面に行きたくて武蔵美大に通っていた・・が、途中でイラストで食べていけると思い込んでやめてしまったそうです・・ところが・・・仕事がなくて・・・母である小林カツヨさんの事務所を手伝うことになったのだとか・・料理アシスタントやお茶くみ・・等雑用などをして月給は9万円・・役員なんですけど・・もちろん実家住まい・・編集者や出版社にイラストを売り込みたかった・・親の本のイラストでもコンペに出されて、落選・・・等失敗続き・・く、苦しい・・日々・・

しかし、現在、ケンタロウさんの出版されている本は57冊・・自分でイラストを書いている本もあるそうです・・

簡単、おいしく、現実的でしゃれっ気がある料理というのがケンタロウさんの料理の特徴です・・

おかあさんの小林カツヨさんは結婚前までは料理をしたことがなかったけれど、だし抜き味噌汁のまずさに驚いて、一念発起!!料理にめざめたのだとか・・小さいときから、おかあさんである小林カツヨさんの手伝いをしながら育ったケンタロウさん・・当時はただ好きなことをしている・・というだけでしたが・・それが現在の活躍につながっているんですねーーー

料理専門家になろうと思うきっかけや決意はなく、成り行きで今に至っている・・というケンタロウさん・・・

そもそものきっかけは、男性雑誌の料理ページをしてみないかという話に乗って・・そこから料理の仕事ばかり・・だそうです・・・
成り行きだけど、料理の仕事は好き・・だそうです

★★★

少年時代の夢実現??・・・夢のでかぷりん!!

プリンのおふろに入ってみたかったというケンタロウさん

ボウル一杯のプリンを作ってみたというケンタロウさん

キャラメルソースの作り方・・・砂糖を鍋に入れて、火にかける・・じゅわじゅわっと水分がでてくる・・水あめ上になって・・焦がしていって・・最後の最後に熱湯をいれる・・

★★★

ケンタロウさんのおとうさんの料理はポトフ・・・鶏肉が豚肉で、じゃがいも(メークイン)味付けは塩のみ・・

★★★

唐揚げ大好きなケンタロウさん
小さい頃、「今日は唐揚げよ」といったお母さん・・お母さんが倒れたとき「あー唐揚げが食べられなくなる・・」と思うくらい好きだった、唐揚げ・・・なのに、その日の夕食は煮魚だったのだそうです・・で・・・途中で、涙がぽろり・・・そのままあふれだし号泣してしまったという(笑)・・いじめかと騒ぐ家族に・・ようやく言えた言葉が・・「唐揚げ・・・・」(笑)

約束は守ってほしいと切実に思うケンタロウさんなのでした・・・

★★★

ケンタロウさんレシピ・いんげんの梅みそ和え ・ 焼き魚のさっぱりソース

徹子の部屋の前の番組・・恵美子のおしゃべりクッキングは★酸辣湯(サンラータン)★

ケンタロウの「THE ROCKIN'COOKIN'」 powered by ココログ http://trc.cocolog-nifty.com/

ケンタロウレシピ http://trc.cocolog-nifty.com/photos/recipe/

ケンタロウ、レシピ|ケンタロウんちの食卓 http://moura.jp/lifeculture/syokutaku/
posted by シネマっ子 at 07:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。